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Works
OMRON Asthma Diary
App development
センシング技術と一般向けスマホアプリで小児喘息の継続的治療における課題解決を目指す
主に先天性のアレルギーや環境要因で発症する慢性疾患の喘息。その喘息の寛解に向けたアプローチは、正しい症状把握と適切な服薬を継続するというシンプルな治療です。しかしシンプルでありながら”寛解するであろういつかまで続ける”という難しさがあり、その終わりの見えない日々は、患者本人やご家族にとって大変な負担となります。さらに、喘息の中でも小児となると、疾患管理の難易度はあがり、精神面・経済面ともに負担は大きくなっていくばかりです。
そういった継続的治療における課題に対し、オムロンヘルスケアでは、喘息症状の一つである「喘鳴音」を検知するデバイス『喘鳴センサー』を開発。この喘鳴センサーと同期するアプリ『Asthma Diary』では、喘鳴音検知結果やその他の重要症状、そして服薬のヒストリーをできるだけ簡単に記録していけるアプリ体験を設計。
グローバルで提唱される喘息治療ガイドラインや医師など専門家のフィードバックを反映しながら、喘息患者ご家族にとって最適なUX/UIを目指しました。
デジタル技術を人々の幸せのために変換し届けたい、その想いで設計したアプリです。
- Title: OMRON Asthma Diary
- Type: App development
- Date: June, 2018
- My role: App planning, UX/UI design
- Award: IF DESIGN AWARD 2021
Credits
Company: OMRON HEALTHCARE Co., Ltd.